孫の親権剥奪を検討する祖父母の事例
アメリカ人の祖父母は、日本にいる孫の養育環境を心配していました。シングルファーザーの息子とその彼女が、まだ幼い孫を養育していますが、息子は無職のアルコール依存症で、フィリピン人の彼女も無職で、生活保護を受給して生活しています。アメリカ人の祖父母は、アメリカで、息子の親権剥奪の訴訟を提起していました。我々はアメリカの探偵社の紹介で、彼らの所在調査と親権剥奪の為の証拠収集の依頼を引き受けました。
調査対象者の孫のJonathanは、当時4歳で、依頼者の息子が日本に留学中に知り合った、日本人の前妻との間の子供でした。彼は過去12年間日本に滞在していましたが、アルコール依存症になり、過去数年間失業したままです。彼よりも年上だった2番目の妻が収入を得て世帯を維持しているとのことでした。しかし、2番目の妻は、売春婦かストリッパーのようないかがわしい仕事に従事している疑いがありました。
クライアントは、この状況が子供の最大の利益ではないと思い、息子の孫に対する親権の剥奪求めていました。クライアントは、東京で不安定で自堕落な生活を送る息子が、孫の親権者であってはならないことを証明する証拠が必要でした。
調査の計画と実行
Japan PIは、クライアントの息子である父親の行動調査を実施する計画と、関係している2番目の妻についての行動調査および身辺調査を行う計画を策定しました。
対象者は、携帯電話で連絡は取れても、東京での住所の開示を拒否していたため、夜間に対象者とクライアントとの会合場所から対象者を追跡しました。こうして、私たちは対象者の現住所を見つけました。
数日後、午前7時に自宅から監視を開始しましたが、午後2時まで彼らは家を出ることはありませんでした。男性の対象者はすぐ近くのスーパーマーケットに行って、酒とタバコを購入しました。私たちは男性の対象者が家の中で大声でわめいているのを聞きました。
午後7時頃、2番目の妻である女性対象者は家を出ました。私たちは追跡調査を開始し、彼女を売春婦事務所（デリバリーヘルス）まで追跡しました。女性の対象者は、午前4時に売春事務所を離れ、午前5時に帰宅したことが観察されました。
さらに、2番目の妻の身辺調査を進めると、過去に仙台市の売春宿の店長（女衒）をしていた日本人男性と結婚していたことが判明しました。女性対象者の元夫は、麻薬取引にも手を出していて、麻薬密売罪で告発され、現在は6年の懲役で服役していることもわかりました。
私たちはその後3日間同じ監視を続け、男性の対象者は完全失業状態で、政府の生活保護を受給していることがわかりました。女性の対象者は毎日同じ売春事務所で働いていることが観察されました。
結論：
行動調査と身辺調査の報告書は、写真と共にクライアントに提供されました。クライアントはそのニュースを聞いて非常に失望しましたが、彼女は家庭裁判所で彼女たちが孫の完全な親権を得る証拠がそろったことに関しては満足していました。
