浅草・三社祭と反社勢力|東京の探偵

Japan PI >> ブログ >> 東京の探偵 >> 現在のページ
asakusa

東京有数の観光スポット・浅草

2020年7月現在、コロナウイルスの影響でインバウンドの外国人観光客が激減していますが、浅草は外国人に人気の観光スポットです。浅草寺や、その周辺の仲見世、東京スカイツリーも徒歩圏内で、魅力的なエリアがたくさんあります。東京を拠点とする探偵が、探偵の視点で、この浅草エリアの特徴や、注意点についてお伝えします。

外国人観光客の行動調査

Japan PIでは、不倫が疑われる外国人観光客の行動調査を実施する場合に、浅草で調査を実施するケースが多くあります。浅草の観光は徒歩が中心ですが、徒歩での観光に疲れたり、地下鉄での移動が難しい場合は、急にタクシーを拾う場合もあります。対象者は常に人混みに紛れる可能性もあり、調査員は集中力を途切らせないことが重要です。

ちなみに、浅草といえば、少し前まではスーパーマリオに扮したゴーカートの運営会社が集中しているエリアでした。現在は、外国人観光客減少の打撃を受けていますが、運営は継続されているようです。

観光地での調査のメリットは?

尾行や張り込みなど、行動調査を行う調査員にとっては、観光地は絶好の撮影ポイントとなります。観光地であれば、カメラを出していても不審がられることもない上に、対象者も油断しています。探偵業者は高画質な映像を撮影し、依頼者に強烈なインパクトを与えるチャンスとなります。

三社祭と反社会的勢力

毎年5月に行われる浅草の三社祭は、伝統的に地元の反社会勢力(住吉会系のヤクザ)が取り仕切っていました。三社祭では、以前は全身に刺青がある反社会人がお神輿を担いでいました。反社会勢力に対する規制が強化された現在では、刺青のある人はお神輿を担ぐことができなくなりました。しかしながら、現在でも三社祭は反社会勢力が公共の場に堂々と登場できるイベントのひとつであり、反社会勢力の勢いを誇示するPRの場となっています。

ちなみに、浅草には反社会勢力御用達の高級洋服ブランド店があり、中でもシラクラが有名です。ヴェルサーチ、サンタフェ、ドルチェなどの洋服を買いに、反社会勢力の関係者が日本全国から買い付けに来ます。この店の付近には、日中、地方の車両ナンバーの高級車が数十台も路上停車していることがあります。洋服を買いに来ているだけですから、刺激さえしなければトラブルになることはありません。ただし、この付近で張り込みを行う場合は、反社会勢力の関係者を刺激しないように注意する必要があります。

浅草高橋組

浅草高橋組五代目(あさくさたかはしぐみ)は、東京都台東区西浅草3-28-19-202に本拠を置く暴力団で、指定暴力団・住吉会の二次団体。前身は博徒系暴力団だった大和民労会・高橋組。浅草の三社祭では、浅草高橋組の組員達が、ふんどし姿で入れ墨自慢を行っていました。

姉ヶ崎会

姉ヶ崎会(あねがさきかい)は、東京都台東区浅草1-17-8浅草ビル3Fに総本部を置く神農組織です。

関東・同和開放同盟の総本山

江戸時代、現在の東京都台東区今戸1丁目と2丁目周辺に、穢多村(被差別部落)が存在していました。その流れで、東京都の人権部の本部となっている部落解放同盟の東京支部が、浅草エリアの周辺に位置する今戸2丁目にあります。東京都総務局人権部は、公益社団法人東京部落解放研究所に同和地区の相談事業を委託しています。

探偵業の業界団体の研修では、慣例上、必ず、都道府県の人権局総務部の部落開放担当者の講演が入ります。大阪府の場合、探偵業の業界団体に補助金が支出されます。東京都では、補助金はありませんが、東京都総務局人権部に当然ながら税金が投入され、部落開放の担当者が、探偵業者に人権啓発の教育活動を行っています。浅草にその総本山があるということです。

探偵業界では、数十年前、部落地名総鑑という同和地域を記載した地図を購入し、それを元に、結婚調査や採用調査で、部落出身者を調査していた時代がありました。部落地名総鑑を購入していた大企業も以前は多数あり、部落開放同盟から厳しく糾弾され、脅迫を受けていた過去があります。その名残で、未だに、探偵業界は、都道府県の人権局=部落解放同盟によって、差別調査を行っていないか、監視を受ける立場にあります。

出身や門地で差別することは人権侵害です。それは自明の理ですが、都道府県の人権局や厚生労働省は、能力や適正を確認する採用調査まで奨励しないという行き過ぎた姿勢を示しています。しかし、差別調査をなくし人権に配慮することと、企業や労働環境のリスク管理は全く別物です。探偵業界も、過去の弱みをいつまでも引きずることなく、現代の状況に即して、調査業の社会的意義について、行政機関に対し適切な主張を行うべきです。

東京都内における調査はJapan PIへ

浅草は庶民の町で、危険度が低いエリアではありますが、昔からの歴史や伝統があります。通りや小道ごとの事情を把握した、深い知識が必要となるケースがある、ということです。東京の探偵業者は、こういった土地にまつわる事情をよく理解した上で、柔軟に調査を遂行する必要があります。Japan PIでは、東京の土地を知り尽くしたプロフェッショナルが調査を行います。

検索

専門家による東京エリアでの調査が必要ですか?Japan PIにお任せください

上部へスクロール
Scroll to Top