人探しを行う手段の一つにFacebookがあります。しかし、Facebook上での人探しは簡単ではありません。この記事では、具体的な利用方法やコツ、使用する際の注意点を紹介します。
Facebookで人探しをする方法
Facebook(フェイスブック)は実名登録が基本なので、氏名検索で知人や知り合いを探せます。登録がみつかれば、ダイレクトメッセージで連絡可能です。
また、Facebook内で、人探しのグループがあります。そこに、探したい相手の情報を登録して、情報提供を呼びかけることも可能です。
Facebookでの人探しの方法
以下 Facebook で人探しをするときの方法を解説します。
検索方法にちょっとしたコツがあります。ただし基本的には根気強く色々な方法を試してみるしかありません。
1. 氏名検索
基本は、Facebook内で、氏名検索です。
昔の知人や友人、携帯電話の故障で音信不通になった人を探せる可能性があります。
Facebookアプリの上部の検索窓で、氏名検索します。検索タブは「人物」にします。
氏名は、名字(ファミリーネーム)、下の名前(ファーストネーム)だけの、検索も可能です。対象者のニックネームや旧姓がわかる場合、それで検索するのも有効です。
同じ友達がいる場合、共通の友達も表示されるます。それも本人特定の材料になります。
日本語氏名で、浮上しない場合は、ローマ字氏名や、本人が使う可能性のあるニックネームで検索します。名字と下の名前の順番を入れ替えると、ヒットする場合もあります。
Facebookに登録があるなら、Google検索でも、Facebookのページが表示されるはずです。
2. 条件絞り込み検索
対象者の条件を絞り込んで検索することも有効です。以下のような条件検索で、検索していきます。
- 出身地
- 居住地
- 出身校
- 勤務先
- 部活
- 所属団体
- ニックネーム
- 好きなもの
- よく行く場所
3. メールアドレスや携帯電話で検索
メールアドレスや携帯電話がわかっている場合、それで、検索するとFacebookアカウントが特定できる場合があります。
メールアドレスや携帯電話も忘れずにチェックしましょう。
4. 対象者の友人経由で探す
地道な作業ですが、対象者の知人の可能性のある人物のFacebookアカウントの投稿を細かく分析するのも有効です。
以下のような観点から、手がかりをたどります。
- 対象者本人や関係ありそうな人物の友達リスト
- 投稿にいいねやコメントをしている人物
- 写真に一緒に写っている人物
「知り合いかも?」の機能は、Facebookがあなたの友達リストやそのつながりを判断し、知り合いかもしれない人物を自動的に表示してくれます。その中に、探したい対象者が現れる可能性があるので、定期的にチェックするといいかもしれません。
5. Instagramとの連携
Instagram(インスタグラム)は、Facebookと同一法人の運営するサイトです。フェイスブックのアカウントで、インスタグラムにサインアップサインアップすることが可能です。そのパターンの場合、ユーザー名は、インスタグラムとフェイスブックのユーザーIDが同じである可能性があります。
フェイスブックのアカウントがわかるなら、インスタグラムの匿名アカウントも特定できる可能性があります。
現在、若い世代は、フェイスブックよりインスタグラムを利用しています。インスタグラムの写真投稿から居住地が割り出せる可能性があります。
その意味では、インスタグラムは他のSNSアカウントを特定す基礎情報となりえます。
6. 情報提供を呼びかける
Facebookで、対象者の特徴をシェアして、情報提供を呼びかけることが可能です。
対象者との関係性、対象者を探す理由、対象者の特徴を投稿し、情報提供を呼びかけます。
以下のような人探しであれば、呼びかけてみる価値があります。助けてくれた人や目撃者を探すなどの場合、氏名がわからないため、情報提供を呼びかける使用方法しかできません。
- 急に家出した子供を探している
- 突然失踪した親族を探している
- 緊急時に助けてくれた人を探す
- 事故の目撃者を探す
- 保護したペットの飼い主を探す
Facebookで人探しをする際の注意点
フェイスブックでの人探しの注意点について、説明します。
Facebookに通報される可能性がある
アカウントが見つかった場合、Facebook上で直接メッセージを送ることも可能です。ただし、人によっては会いたくないと考え、Facebookに通報する場合があります。そうなると、あなたがペナルティ受ける可能性があります。
まずは、友達申請をしてみて、様子を見た方がいいかもしれません。また、共通の友人がいるなら、友人に連絡が取れるか先に聞いてみた方がいいかもしれません。
Facebookで検索できないこともある
Facebookでの検索で、対象者が絶対に見つかる保証はありません。その理由は以下の通りです。
- 対象者がFacebookを使っていない
- 公開範囲を限定している
- 対象者からブロックされている
Facebookの登録がなければ、みつからないのは当然です。
対象者が、情報の公開範囲を友達のみ、または、友達の友達のみに設定していると、友達の友達になっていない限り、検索できません。
フェイスブック上で、あなたが対象者からブロックされていれば、対象者情報は検索できません。
意図的な失踪者の捜索には向かない
Facebookの人探しは、自分の意思で隠れている人物の人探しには向きません。
Twitter(ツイッター)やInstagramなど、匿名のSNSなら投稿はありえますが、業と逃げているような人物は実名のFacebookアカウントで情報発信することは考えにくいです。
アカウントが凍結される可能性がある
しかし、知人や知り合いを探している場合の、情報提供の呼びかけは、ストーカーや嫌がらせ目的の人探しと捉えられる懸念があります。そのような場合は、情報提供を呼びかける投稿をするとアカウントが凍結される可能性があります。
捜索を呼びかける方法で投稿する場合、親族が家出人や失踪者を捜索する場合の呼びかけは問題ありません。
まとめ
以上、Facebookでの人探しの方法や注意点について説明しました。
氏名検索でヒットするかどうかだけでなく、推理力や根気を必要とする条件検索などのちょっとしたテクニックがあります。また、情報提供を呼びかける使い方も可能です。
Facebookだけで、探せない場合も多いですが、Facebookでの人探しは、最初に絶対にチェックすべき方法です。
ご自身で人探しを行うことが困難な場合はプロの探偵を雇うことも選択肢の一つです。Japan PIでは国内・海外において人探し調査を行っています。お困りの方はお気軽にご相談ください。